「第2回 松山から世界を考えよう!」(令和2年3月1日)
(R1中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)

 えひめグローバルネットワークの竹内さんを講師に、今回は「スマホと私と世界のSDGs!」というテーマで学習しました。

今日のメインテーマはスマホです。
「スマホやケータイを持っているか」、「今持っているものは何台目か」、など自分とスマホのつながりを改めて考えました。
さらにクイズで、世界・日本の携帯電話事情を確認。
日本のスマホ・ケータイサービス契約数はなんと日本の人口以上なんだそうです!

さて、DVDの映像は所変わってコンゴ民主共和国です。
実はコンゴ民主共和国では、「レアメタル」と呼ばれるスマホを製造するのに必要な鉱物が重要な収入源となっています。
しかしこの鉱物の需要が高まり、資金源になるとして武装勢力が目をつけ、結果的にその資金が紛争につながっているという現実があります。
自分たちが使っているスマホが紛争につながるということで欧米諸国を中心に不買運動がおこり、ついにはこういった“紛争鉱物”は規制されるようになったそうです。

映像を踏まえて、自分たちにできることを考えました。
いろいろな方法が書かれたカードをランク付けします。
自分でできること、仲間とできること、大人になったらできること…とグループで話し合い、実現可能な順に並べました。
多かったのは、「家族や友人に話す」ということでしたが、その他、知らないと何もできないということで「インターネットや資料を通して調べる」という意見も出ました。

この日は「スマホの真実」というDVDの一部しか見ませんでしたが、このレアメタルの採取は紛争だけでなく、環境破壊にもつながっているそうです。
スマホの買い替えを控え、レアメタルの消費を抑えたからといって必ずしも紛争が減り、環境破壊をなくすことにつながるわけではないかもしれません。
しかし、私たちの生活が世界とつながっていることを意識し、一人一人が行動することが大切なのです。




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