第1回 のぞいてみよう!国際協力の世界 (2019年6月2日)
(R1中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)


令和元年度のチャレンジプロジェクト第二弾が6月2日(日)に開催されました。エクアドルに2年間派遣され、活動してこられたJICAの元協力隊に講師をお願いし、世界の状況を講義していただきました。

写真と説明を一致させ、どこの国かをマッピング。なんだか南米ばかりのような、違うような。ガラパゴスも出てきたぞ? 

国際理解のために世界の状況を学習中、開発途上国は世界の何割?(何か国?)

意外な回答にちょっと驚きの中学生。 

次に開発途上国の問題を体験しよう!とのテーマで、「もし、教育を受ける機会がなくて文字も読めず、お薬が必要になった時、どの文字のコップを選ぶか?」を想定してボランティアの3人が前へ来てくれました。

中学生は「これこそ薬だ!」と自分が信じる文字のコップを選びます。どれを選ぶか運命の分かれ道。といっても実際に用意されたものは①塩水、②水 ③砂糖水でした。

 

一斉に飲んでみましたよ。文字が読めないためにたまたま毒を選んで飲んでしまった子は、げ~~~っ!と苦笑い。①これが毒だったのです!

教育の重要性を認識した瞬間でした。

 

次のプログラムは「世界が100人の村だったら」のワークショップです。世界の人口比率や貧困度の体験です。
中学生からは「私たちには充分な食べ物がないよ~。狭くて苦しいよ~。アジアってこんなに人口過密だったのですね?」などコメントもたくさん。実体験は理解の早道です。

アジアとは逆に北米はこんなに土地にゆとりが…。そして一人あたりの食料も充分。肥満が多くなります。

「世界の富」の学習中。「もっと欲しいよ~」のセリフも欲しいものを限りなく欲しがる先進国、食べるものが十分なくて欲しがる開発途上国。同じセリフでも状況が全然違っています

エクアドルに隊員として赴任して、帰国したかった初年度の1年間。文化や国民性のあまりのもの大きな違いにストレスを感じつつ暮らしていたそうです。それを救ってくれたのが、現地の人たち。人との繋がり、温かみを感じた2年目だったそうです。
結果として有意義な活動と絆ができた2年だったということです。



独立行政法人国際協力機構(JICA)ってなに?と思った人は、 こちらのページ をご覧ください。
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平成29年度中学生チャレンジプロジェクトの詳細については こちら をご覧ください。
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