第1回 のぞいてみよう!国際協力の世界 (5月19日)

(H25中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)

 今年度も、独立行政法人国際協力機構四国支部(JICA四国)愛媛県国際協力推進員のご協力により、中学生チャレンジプロジェクトに登録している中学生を対象に、開発途上国や国際協力について知ってもらう「のぞいてみよう!国際協力の世界」を開催します。

 その第1回目が5月19日(日)に開催されました。今回はラオスで算数の教師としてラオスで支援活動を行った元青年海外協力隊員の方を講師に招き、ラオスでの貴重な経験などについてお話ししていただきました。後半は、JICAによるワークショップを通して国際協力について考えました。

「サバイディー!」(こんにちは)まずは元気よくラオス語の挨拶からスタート。
「たとえ言葉は分からなくても挨拶と相手を理解しようとする心さえあれば、なんとかなるもの。逆にいえばそれだけ挨拶と相手を理解する気持ちは大切ななんだよ」という力強いお話しから始まり、いつの間にかラオスでの体験談にすっかり引き込まれていきました。
   
 主にラオスの学校の様子(協力隊の活動内容)やラオスでの暮らし、食生活について紹介していただきました。国は違うけれど同じ子ども達がどういう生活を送っているのか興味深く耳を傾ける中学生たち。
<ラオスの子どもたちへの質問>
質問:「毎日学校には何を持ってきているの?」
回答:「ノート、ペン、教科書、日傘、お米、おかず」

教科書は「あれば」で良いそうです。一人に一冊ずつ教科書が行き渡っているわけではないという実情を知りました。
 スライドで見せてもらったラオスの食べ物はどれも個性的で、みんな興味津々。

 この帽子のようなもの、何だと思いますか?
実はこれ、お米を蒸す蒸し器だそうです。
竹で編んだ小さな入れ物にご飯を入れて食べるそうですよ。
  
 後半はJICAによるワークショップを行いました。
タイで見かけた「一枚の看板」をもとに、ある小さな村に「募金するかどうか」 みんなの意見を出し合い、「国際協力」について考えるものです。
 私たち日本人が考える援助と、現地の人たちが本当に望む援助とは必ずしも一致するわけではないのかもしれませんね。

今回は国際協力についていろいろなことを学ぶことができました。
ご協力ありがとうございました。

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