第2回 のぞいてみよう!国際協力の世界 (2019年3月17日)
(H30中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)


2018年度の中学生チャレンジプロジェクト最後のイベント「のぞいてみよう!国際協力の世界」が下記の要領で開催されました。

本日の講師は元青年海外協力隊でエクアドルに派遣され活動をしてきた3名、それぞれ香川、岡山、愛媛の新居浜から参集してくださいました。

 

まずはウォーミングとして用意されたのがグループごとに配られた4枚の写真。それぞれの写真を見てわかることを寒色系の付箋に、疑問点を暖色系の付箋に書いて写真にペタペタと貼り付けて行きます。

その後、付箋の貼られた写真のタイトルを考えてみました!

“エクアドル”の意味を知っていますか?スペイン語で“赤道”という意味なんです。画面中央が赤道(黄色の線が引かれているそうですよ!)右が北半球、左が南半球。そしてここでは不思議な現象が起こるんです!

 

 まず、バランスがとりやすいんです。そして流し台を北側に持って行った時と南側に持って行った時の水が排水口に流れていく渦巻きが反対向き。そして赤道上ではまっすぐに落ちて行きます。

中学生の生活を比較してみると!半日で学校は終了。うらやましいような… でもこれが諸悪の根源になる場合も。自由時間ができると子供に働かせて自分は働かなくなる親、その延長で退学する子。ドラッグに手をそめる子ども等々。現実を知らされます。

 

この後、3名の講師がどんな活動をしてきたかの紹介をしていただき、今度は自分が協力隊としてエクアドルに派遣されることになったらという設定のプログラムに取り組みます。

エクアドルに起こっている現実の問題をまず考えます。資料に真剣に目を通す中学生。

自分が派遣されたらどの分野でどんな活動を具体的にしたいかを詳しく書き込みます。

2グループが合同で一人ずつ自分の描く協力隊像を発表。講師の先生がそれぞれのグループに入り、一人ずつに対しコメントやアドバイスなど丁寧に対応します。

本日出席した中学生のアンケートでは「エクアドルのことを知ることができて良かった、青年海外協力隊に興味を持ったので将来の道として選択肢が増えた。」と国にも職業にも興味を持ったようです。

1年間頑張った中学生のみなさん、将来の夢がだんだん広がったのか?固まってきたのか?有意義な1年であったことを願っています。ここで学んだことも活かしてしっかりと自分の道を歩んでくださいね。

 

左:3名の講師の皆様がお持ちくださった貴重な資料や写真、活動の集大成など

右:エクアドルの民族衣装。南米っぽいですね。


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