第2回 のぞいてみよう!国際協力の世界 (2020年2月24日)
(R1中学生チャレンジプロジェクト ポイント対象事業)

今年度2回目の「のぞいてみよう!国際協力の世界」を開催しました。

今回は生徒一人一人が青年海外協力隊員になるという設定でイベントスタート!

受付時に派遣国・訓練言語・職種が割り当てられます。
自分の派遣される国がどこにあるのか、また、周りの友達が派遣されるのはどういうところなのかをきき、調べます。

青年海外協力隊として派遣が決定すると、派遣前に日本で70日間の訓練を行います。
訓練内容は主に言語だということです。
日本での事前訓練では英語、スペイン語、フランス語を学ぶ隊員が多いそうですが、派遣国によってはそこでさらに現地の言葉を学ぶこともあるそうです。
 

 

さて、“松山訓練所”での訓練が始まります。
今日行うのは「貿易ゲーム」。
グループに分かれ、それぞれ与えられた資源や技術を活用し、最終的に一番お金を持っているグループが勝ちです。
紙、えんぴつ、定規、はさみを使って規格にあった製品をつくれば、マーケットが買ってくれるのですが…
その規格の説明文が読めない、えんぴつ、定規、はさみなどの道具がないなどグループごとに状況が異なります。

今回は時間が少なかったこともありますが、最終的にマーケットで製品を売ることができたのは6グループ中2グループだけ。
資源や技術以上に情報の差が明暗を分けたようです。

後半はトンガで活動していた栗原さんによるお話です。
トンガは南太平洋に位置する島国です。
トンガをはじめ、太平洋の国々では肥満の割合が高いことが問題となっており、栗原さんは管理栄養士としてヘルシーなレシピを作成したり、啓発活動を行ったそうです。

トンガのお話で特に印象に残ったのは、背が高い人が多いということ。
平均的に足も大きいようで、女性用の靴でも26センチ以上しか売られていないそうです。

トンガのものもたくさん持ってきていただきました。
ちなみに栗原さんが腰に巻いているのは、「キエキエ」と呼ばれ、仕事や教会などにはつけていかなければならないそうです。
この腰巻が民族衣装というのは何か不思議な感じですね。
日本で生活する外国人が増え、海外の情報も容易に入ってくる現在でも太平洋の国々の生活や文化についてを見聞きする機会は少ないように思います。
とても貴重なお話をきくことができました。



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