薪能観覧 (5月9日)

 今年も松山市文化協会のご厚意により、在住外国人に対し二の丸で開催された日本の伝統文化の一つである「薪能」を観覧する機会を、まつやま国際交流センターを通じて提供してくださいました。
 今年は9カ国約20名の外国人市民のみなさんが日本の伝統芸能を堪能しました。
 今回はストーリーを掲載します。写真に併せてお楽しみください。


    


平家が滅びた後、兄頼朝と不仲になった源義経は、嫌疑を晴らすべく西国落ちを決意。
摂津国尼崎大物浦まで一行が到着したとき、弁慶の薦めを容れ静御前を都へ帰すことになる。

静は沈む心を引き立たせ、やむなく別離の中之舞を舞う。




  

義経一行が船出すると俄かに風が荒れ始め、平家の怨霊が波間に現れ、
義経一行を海に沈めようと襲いかかるが、弁慶が五大明王に祈ると遠ざかり、波間に消え失せる。




今回参加された外国人市民のみなさんは時々資料もチェックしながら、
興味深気に最後まで鑑賞されていました。
 ことばは分からなくてもきっと肌で感じ取るものがあったと思います。
 日本文化にどっぷりとつかった1時間でした!


 まつやま国際交流センターでは、外国人市民と地域・各団体との交流をサポートしております。
 松山市内の地域グループや団体等で、外国人との交流や地域活動や日本の伝統文化の参加・体験の機会をボランティアでご協力・ご提供いただける方は、まつやま国際交流センターまでご連絡ください。

まつやま国際交流センター(MIC) TEL: (089)-943-2025 Eメール
開館日時:午前9時~午後5時30分 火曜~日曜
月曜休館(ただし月曜が祝祭日の場合は開館し、翌日以降直近の平日に休館)
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