国際交流サロン

「世界の子育て」を開催しました(9月29日)

 9月29日、国際交流サロン世界の●●シリーズ第2弾として「世界の子育て」を開催しました。
今回はトルコ、シエラレオネ、インドネシア、フィリピン、モンテネグロ出身の5カ国のゲストを招き、子育てについてパネルトークを行いました。

   
今回のゲストは、トルコ出身のムラット・ダスキランさん、シエラレオネ出身のバー・サイク・エスさん、インドネシア出身のフィティヤニ・アンワルさん、フィリピン出身のリサ・ヤノさん、モンテネグロ出身のリュビシャ・ラドゥノヴィッチさんの5名です。
 今回のテーマは「子育て」ということで、ご家族を連れてご参加いただいたゲストもいらっしゃいました。もちろん皆さん子育て経験のある方です。

それぞれ自己紹介をした後、皆さん自国の子育て事情について語っていただきました。
  
家庭によっても子育ての方針はさまざまですが、さらに国が違えば日本とどのような違いがあるのでしょうか。
予め5つの質問を準備し、それぞれの内容に答えていただきました。

①日本には七五三、少年式などあるが、国には子どもの儀式はありますか?
②子どものしつけとして、家庭では一般的にどんなことを教えていますか?
③母国での社会制度について教えてください。(産休や育児休暇など)
④子育てとはいつまでをいいますか?また経済的に自立するのはいつですか?
⑤日本と母国の子育ての違いにとまどっているところがあれば教えてください。
①宗教や民族によってさまざまですが、子どもの健やかな成長を願って何らかの儀式を行っている場合が多いようです。
②日本と一緒で、挨拶や食事の仕方などを小さいうちから教えるようですね。インドネシアでは宗教上のお祈りの仕方や断食の練習などもあり、日本との違いがみられました。
③他国に比べ日本は充実しているようです。出産後すぐに退院をしなければならないというフィリピンのお話も印象的でした。
④日本と同じように、本人が仕事をし始めるまでを指すことが多いようです。
⑤やはり国によってそれぞれ特徴があるようですね。
 日本の子どもは勉強に追われている、もっと自由にさせてあげて、という意見もありました。
日本とは環境も全く違う他国では、似ている点もあれば全く異なる点もあり、とても参考になりました。
また単なる子育てという概念ではなく、人生を生きる上で役に立つお話もうかがうことができました。
今回のサロンの内容を抜粋して作成しました。ご参考ください。

「世界の子育て」PDF
 

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