コムズフェスティバル「“買い物ゲーム”でわかる世界の栄養問題」(2023年2月4日)

2月4日(土)に、コムズフェスティバルの当センターのイベントとして、「“買い物ゲーム”でわかる世界の栄養問題」を開催しました。所得制限の中、カロリーや栄養バランスのとれたメニューを考えるのは中々大変…ということを楽しいゲームで体感しました。

また、
①ゲームを通じ、世界や日本国内で起きている、「栄養の偏り」について理解する。
②栄養改善のための様々な支援アプローチや、SDGs達成に向けた国際協力における実践例について学ぶ。
という学習目標について理解を深められました。


これはMICオリジナルの食品カード。裏返すと各食品の総カロリーが分かります。

今回の講師、JICA四国デスク、国際協力推進員の大石紗己さん。セネガルで活動されていました。

  

机の上に広げているのが今回ゲームに使用された、JICAオリジナル教材の食品カード。表は食品の名前とカロリー、値段、裏には栄養素についての情報が記載されています。予算内で、目標のカロリーと栄養素が取れるよう、この食品カードを組み合わせていきます。

限られた予算で、目標のカロリーや栄養素を満たす組み合わせを見つけるのは、なかなか大変。みんな真剣に考えています。

まず結果をグループ内で考察したのちに、全体発表です。
低所得は栄養が不足しがちであること、栄養問題が収入とリンクしていること、先進国だけでなく、途上国にも肥満問題があることなどに気付きました。


栄養改善は、SDGsの「目標2 飢餓をゼロにする」だけでなく、17の目標それぞれに互いに影響を及ぼしあう関係にあります。

 

まつやま国際交流センター(MIC)では、不定期に国際交流サロンを開催しています。
随時ホームページやフェイスブック等でご案内しておりますので、次回をお楽しみに!

                                                               Page Top

トップページ                              2022年度(令和4年度)開催済事業
Copyright (c) 2000- Matsuyama International Center. All rights reserved.