「あなたの知らないソラリスの世界~つながろう!姉妹都市シリーズ」(2020年8月19日)

松山市は姉妹都市ドイツ・フライブルク市から、ワイン用ぶどうの品種“Solaris”(ソラリス)の苗木をプレゼントされ、松山市野外活動センター(レインボーハイランド)内にある友好ぶどう園で大切に育てています。毎年収穫イベントを行っていますが、今年はコロナウイルスの影響で開催できなかったため、今回はオンラインでドイツ・フライブルクと繋ぎ、会場参加とZoom参加を組み合わせた、これまでにない形での開催となりました。

今回のイベントでは、 フライブルクからは市議会議員のシェッツレさん、2020年のワインクイーンをされているシナさん、通訳をしてくださる大門さんにご出演いただきました。

また松山からは野外活動センターでソラリスのお世話をされている大野さん、紙芝居を作成してくださった大川さんにもご参加いただきました。

 

まず第一部はフライブルクやソラリスについての紹介です。
フライブルクの基本情報をはじめ、環境に関する取り組みやフライブルク市内の見どころなど、スライドを通して見ていただきました。

その他、ソラリスが松山にやってきた経緯など、「ソラリス物語」を紙芝居で紹介したほか、野外活動センターでのソラリスの栽培の様子を動画でご覧いただきました。

第二部では、「ワインのあるフライブルクの生活」と題して、シェッツレさん、シナさんにお話をしていただきました。

シェッツレさんは個人でワイナリーをされているほどのワイン好き。
ちょうど1週間前には、大聖堂広場でワイナリーたちによるワイン祭りを開催したばかりとのことでした。

シナさんはまだ学生さんですが、ワインの専門知識、テイスティング、ステージ上でのパフォーマンスなど厳しい審査を経て、ワインクイーンに選ばれたそうです。

 

また、イベント当日の朝撮影した大聖堂周辺の街並みの様子や、シェッツレさん宅のブドウ畑(品種:シュペートブルグンダー)の様子を動画で紹介してくださいました。

シェッツレさんは以前、松山に来られたことがありますが、日本料理はドイツワインととてもよく合い、特に松山の新鮮な魚料理とフライブルク近郊でとれた我々のワインはとてもマッチし、まるで松山とフライブルクのハーモニーを感じるようで嬉しく思った、とおっしゃっていました。

最後の交流タイムでは、ソラリスの栽培方法に関するものから、シナさんが松山に来たらどんなことをしてみたいか、など参加者の方からたくさんの質問をいただきました。

現地の方と実際にお話しすることにより、姉妹都市をより身近に感じていただけたら幸いです。

ご協力いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

野外活動センターのぶどう園でソラリスのお世話をされている大野さんにインタビューしました!

 

 

まつやま国際交流センター(MIC)では、不定期に国際交流サロンを開催しています。
随時ホームページやフェイスブック等でご案内しておりますので、次回をお楽しみに!

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