今回のテーマは「日本のイスラム」。イスラム教は今や、中近東だけでなくアフリカやアジア、南アメリカにまで広がる世界宗教となっています。
そして実は日本、そして松山にも多くのイスラム教徒が暮らしています。そんな日本に住むイスラム教徒に焦点をあてました。
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講師の浜中彰さんは、シンガポール、マレーシア、エジプト、リビアなど海外経験も豊富で、ご自身もイスラム教徒に入信されています。
そして現在は、新居浜で礼拝堂を管理していらっしゃいます。
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まずはイスラム教の基本的な情報から。イスラム教には聖職者が存在せず、神との間に仲介するものはいません。このことが中世イスラムが広がった理由の一つと言われています。聖職者がいないことでコストが安く上がるからです。
ちなみにもう一つの理由は、イスラム帝国は、税金さえ払えばイスラム法にのっとり、信教の自由や生活を保障したため、結果的に住民の心を支配したからだそうです。 |
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イスラム教のお話しの後は、日本とイスラム教の関係について。日本人初のイスラム教徒が誕生したのは、1891年と言われています。意外と遅いですね。それから日本のイスラム教徒も徐々に増加し、現在、多くのモスクがあります。
この東京ジャーミイもそのうちの一つです。このモスクはトルコ系のもので、イスタンブールのブルーモスクのようにドームとミナレットに特徴がありますね。
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さて、この写真はどこかアジアの写真・・・ではなく、何と新居浜のものです。浜中さんが管理されている新居浜マスジドです。
愛媛にこんな異国情緒漂う場所があるなんて驚きです!
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ここからは視点を変えて、松山に来ている外国人イスラム教徒の方たちにお話しを聞きました。ご存知のとおり、イスラム教徒には豚肉やアルコールをはじめ、食事制限があります。食べられるもの=ハラール、食べられないもの=ハラームと言いますが、ハラールフードに関するお話しをしてくださいました。 |
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実は今回お話を聞かせてくれたNiaさんとSumyyaさんはご家族で来て下さいました。
お友達もご一緒に!
ありがとうございました。 |