（左）上記宿泊客の救出のため、はしご車出動！宿泊客は無事救出され、消防署員による質問を受けていました。

（右）4階で負傷したため避難できず、ケーブルを使用して担架ごしに運び出された宿泊客、この人はそのままストレッチャーに乗せられ、そのまま救急車で搬送されました。

最後の講評を一生懸命聞いていますよ。非常に効果的な避難訓練だったとの講評でした。

こちらのホテル、インバウンド対応の拠点としてご協力いただけるそうです。

ものものしい火災発生のアナウンスに始まり、自衛消防隊であるホテルスタッフによるきびきびとした誘導、救急支援ボードを使用した外国人宿泊客への配慮、公設消防隊への引継ぎ、それぞれの担当がはっきり大きな声で避難者に配慮をしながら対応をする姿は本番さながらで、とても訓練とは思えないはりつめた空気がありました。

三者間同時通訳による119番通報は18言語対応をしていることから日本語でコミュニケーションをとることができない外国人市民のみなさんにも躊躇なく利用してほしいとの消防署員のおことばでした。とても有意義な火災防ぎょ訓練で、参加者は一様に「参加できて良かった」とのことでした。