国際交流市民ボランティア入門講座(2021年10月17日・24日)
これから国際交流ボランティア活動を開始しようと思っている参加者40名がコムズ大会議室に集まり、講義やワークショップを通して初めの一歩を踏み出しました。

  <第1回>(2021年10月17日)
第1回の10月17日(日)、松山市社会福祉協議会の黒河英之さんをお迎えし、「できることから始めよう!国際交流ボランティア」と題し講演をしていただき、40名の市民の方が参加しました。

すでにボランティアは始めていても国際交流に関するものは初めてで関心がある方、ボランティアと言ってもどんなことができるのか、何があるのかよくわからない方、国際交流に関するボランティア活動自体のイメージがわかない方など、それぞれ参加目的は違っていてもとにかく初めの一歩を踏み出そう!という意気込みをお持ちの方々が熱心に耳を傾けられていました。
まず、国際交流に関するボランティアがなぜ必要なのか松山市の外国人の現状をMICスタッフが簡単に説明した後、黒河さんの講義が始まりました。

まず、ボランティアに対するイメージをそれぞれ発表、講師は参加者のイメージに丁寧に応えてくださいました。

何のためにボランティアをするのかというボランティア論の講義の中、多くの参加者の心に響いたことばは‘互酬性’だったようです。

  

最後に輪ゴムを使ったワークショップを一つ。「利き手でない手の親指と小指に輪ゴムを何度もねじって手の甲側にかけます。反対の手の指を使わずなんとかして指にかかった輪ゴムを外してください」という命題。たまに器用な方は外すことができるようですが、今回の参加者はなかなか外すことができません。スタッフもやってみましたができそうでできませんでした。

            「そんな時あなたはどうしますか?」

「利き手でない手の指を使ってという命題には 自分の指とは言っていません。できない時には一人で頑張らず、隣にいる人の利き手でない手の指を使って外してもらいましょう!」なるほどでした。ボランティアも同じです。困っている時には助けを求め、困っている人がいれば助けてあげる 気負わず気軽にできることをやることで 互酬性のあるボランティア活動が生まれます!
  <第2回>(2021年10月24日

17日に続き、翌週24日(日)に国際交流ボランティア入門講座の二回目を開催しました。

これから国際交流に関わる団体のボランティア活動に興味を持つ参加者を対象に、Part 1:各国際交流団体の活動紹介、Part2:気になる団体のところで詳細を聞くガイダンス形式でまるまる2時間にわたり実施しました。

  
みなさんとても熱心に活動紹介に耳を傾け、ガイダンスでは気になるブースを訪れ、当日から登録という方もおられました。

  

  

毎年好評のこのボランティア入門講座、今年も盛会裏に終わりました。

みなさまのそれぞれの団体のご活躍を祈念しております。


まつやま国際交流センターでは、地域に住む外国人がお困りの際、サポートしてくださる
ボランティアの登録制度「外国人オタスケマン」を設けています。
皆さんもぜひ登録して、在住外国人の方々をサポートしませんか。
興味をもたれた方は、 こちら をご覧下さい。
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