ボランティアのための語学講座

オソオセヨ松山 (外国語観光ガイド講座)
フィールドワーク(大街道・銀天街
)(2021年11月6日)
11月6日(土)MICの観光ガイド講座の一つである「オソオセヨ松山(韓国語)」の受講生によるフィールドワークが実施されました。
今回の学習テーマは松山の特産品やお土産について。韓国出身のゲストをお二人招いて、大街道・銀天街にて現地実習を行いました。
まずはロープウェイ街からスタート!
外国人観光客も多く訪れるというタオル専門店「伊織」。
今治タオルや砥部焼の歴史や特長などを丁寧に説明します。柑橘系のフレグランスも愛媛ならではですね。
  

続いて「伊予かすり歴史館」。
こちらでは伊予かすりの製造工程や展示ギャラリーを楽しめるほか、藍染めや姫だるまの製作体験もできます。

ここで機織りに関する豆知識を一つ。朝鮮半島の機織りの歴史は古く、なんと新羅時代まで遡ります。もともとは、定められた期間内に織物の質や量を競い合う遊戯だったものが、その後時代とともに女性にとって機織りの習得は必須のものとなり、朝鮮時代に入ると機織りから針仕事(パヌジル)に変わり、パヌジルを身に着けることが成人女性になるための条件とされていたそうです。

  
地元の物産品などを多数取り揃えている「観光物産館」や、みかんジュース専門の「10ファクトリー」にも立ち寄ります。

みかんジュースをはじめ、みかんを加工したドライフルーツ、和菓子など、その種類もさまざま。
蛇口から出るみかんジュースは物産館(有料)でいただくことができます。
リニューアルオープンしたばかりの「三越」。
愛媛の食材を使った料理が楽しめるフードコートやお土産が揃っています。
インフォメーションコーナーでは、観光パンフレット(外国語)も揃っていて助かりますね。
ショッピングが大好きな韓国人観光客のために、まだまだ案内は続きますよ。
次は、韓国から来たら必ず訪れるという人気のお店「ドン・キホーテ」。
韓国のインスタント食品類も豊富に揃っているので、韓国グルメに興味のある方にもお勧めです!

  
観光の合間に、昔懐かしい鍋焼きうどんはいかがですか?
昭和の雰囲気が残る懐かしいお店に、アルミ鍋に入った甘めの鍋焼きうどん。ほっこりします◎
今回のゲストもうどんは大好きですが、鍋焼きうどんはまだ一度も食べたことがないとのこと。
ぜひ一度食べてみてくださいね!(※レッスン中のためお店には入っていません!)
その他、百円ショップやドラッグストアも案内しました。
韓国の人が「日本に来たら必ず買って帰ります!」という商品はいろいろあるようですが、その中でも日本の洗顔料や鎮痛消炎剤(パス)、胃腸薬は効果が高いと、人気があるようです。

今回の講座はこれで修了となりましたが、また違うテーマで第3期(1月~)を開講予定ですので興味のある方はチェックしてみてくださいね。

ゲストの皆さん、受講生の皆さん、お疲れさまでした。


まつやま国際交流センター(MIC)では、松山市内に在住の外国人市民の方や、
松山を訪れる外国人のサポート・ガイドしてくださる方、志す方を対象に
「外国語観光ガイド講座」を開講しています。
当ホームページやMICメールニュースなどで
開講講座のご案内をしておりますので、ぜひご受講ください。


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