ボランティアのための語学講座

歓迎到松山 (外国語観光ガイド講座)
フィールドワーク(又新殿
) (2023年3月4日)

2023年3月4日、中国語観光ガイド講座「ファンインタオ松山」の受講生による又新殿(道後温泉)でのフィールドワークが実施されました。

今回は道後温泉の「又新殿」にテーマを絞って学習しました。
ゲストはマレーシア出身のRさん。

あいにく道後温泉は現在も改修中で、周りから中の様子は見えない状態ですが、まず簡単に道後温泉の歴史について説明します。

 
道後や道後温泉について大体の紹介が終わったあとは、今回の学習テーマ「又新殿」の見学です。
約20分かけて「又新殿」専門ガイドの方が丁寧に説明してくれます。
今回は日本語の説明をじっくり聞いた後で、それを中国語に訳して説明できるよう知識を身に付けました。

1899年、日本で唯一の皇室専用の御湯殿として建設された又新殿。1952年に常陸宮さまが入浴されて以来、約70年間使用されていないそうです。

中に入ると、前室(控室)→御居間(休憩室)→玉座の間(天皇専用室)と広がり、金箔や銀箔がふんだんに使用されるなど豪華絢爛なつくりが特徴です。
中でも124年間手を加えていないふすまの銀箔は黒く酸化し、その様子はなんとも味わい深いものとなっています。

1階の御湯殿。湯釜が地上より低い位置にあるのは、当時は源泉を汲み上げる技術がなかったため、この高さに作られているんだとか。

ちなみに道後温泉は、温度の異なる18本の源泉をブレンドして約42度の適温にしており、季節ごとに混ぜる源泉を組み替えているそうです。

 
今日の学習内容を振り返りつつ、より魅力のあるガイドができるよう皆さんさらに意欲が湧いたようです。
今回協力してくださったゲストのRさん、受講生の皆さん、お疲れさまでした!
謝謝。

まつやま国際交流センター(MIC)では、松山市内に在住の外国人市民の方や、
松山を訪れる外国人のサポート・ガイドしてくださる方、志す方を対象に
「外国語観光ガイド講座」を開講しています。
当ホームページやMICメールニュースなどで
開講講座のご案内をしておりますので、ぜひご受講ください。


Page Top
トップページ                      2022年度(令和4年度)開催済事業一覧
Copyright (c) 2000- Matsuyama International Center. All rights reserved.