「食べて学ぼう!ドイツのクリスマス」(2021年11月23日)

2021年11月23日、河原外語観光・製菓専門学校の杉沢多美子先生、ウルリヒ先生を招いて、中学生を対象に「食べて学ぼう!ドイツのクリスマス」を開催しました。

まずは杉沢先生から本場ドイツのクリスマスの紹介をしていただきました。

ドイツの人にとってクリスマスは日本のお正月と同じくらい一番楽しみで、一番大切にしているイベントで、1カ月も前から、わくわくしながらこの日を待つそうです。

●おうちでの過ごし方●

<キャンドル>

1週間ごとに1つずつ明かりを灯し、クリスマスを迎えるときには4つ全て揃います。

写真は持ってきていただいたキャンドルですが、最近は安全面から火を使わないLEDキャンドルも多く使用するそうです。

<シュトレン>

シュトレンは、まだ砂糖が高級だった頃、病院の食事でクリスマスは少しでもおいしいものを、とドライフルーツやナッツをふんだんに入れて焼いたことに由来するそうです。
日本のようなクリスマスケーキはなく、日持ちのするシュトレンをクリスマスまで少しずつ切って食べます。

    

<お香>

【左】 香りもクリスマスには欠かせないものの一つ。
    一見、普通の人形のように見えますが、こちらはくるみ割り人形と煙出し人形。
    19世紀の初めにクリスマスのデコレーションとして登場しました。
    煙出し人形は胴体にお香を乗せ、火をつけると、口からモクモクと煙が出るしかけになっています。

【右】 どのようにセットするのか、ウリ先生に実際に火をつけてもらいました。ぜひ動画でご覧ください。
    動画ではいい香りをお伝えできないのが残念!

●街では●

街ではクリスマスマーケットが開催され、クリスマスの飾り付けをした屋台が並びます。
グリューワインというスパイス入りのホットワインや、たっぷりの蜂蜜とスパイス入りのお菓子レープクーヘンなど定番のほか、クリスマス雑貨が販売されている屋台も並びとても賑やかな雰囲気に包まれます。

●クリスマスイブ●

日本でいう大晦日のようなもので、1年中で一番忙しい日。
この日は夕食もジャガイモサラダとソーセージなど、シンプルに済ませるようです。
食事の後は待ちに待ったプレゼント交換(ベシェーヨング)!
大人から子供だけでなく、一人ずつ家族全員にプレゼントするところが素敵ですね。

 

●クリスマス1日目●

家族みんなでクリスマス仕様にセットされたテーブルで食事をします。
定番メニューは、オーブン鴨、赤キャベツの煮物、マッシュポテト。
日本のおせち料理のような感じでしょうか。

●クリスマス2日目●

前日の残りを食べたり、みんなでゲームをしたり、家でゆっくり過ごします。
ちなみにみんなで楽しむゲームの定番は、、人生ゲーム!家族で盛り上がりそうですね。

最後は松山の姉妹都市フライブルク市についての紹介です。

環境のこと、古い町並みのこと、学校のことなど、日本との違いを交えながらフライブルクについて学びました。

みんなで記念撮影!
ウリ先生はサンタクロースの衣装がとてもお似合いです。
講師の方、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

 

まつやま国際交流センター(MIC)では、不定期にジュニア国際交流サロンを開催しています。
随時ホームページやフェイスブック等でご案内しておりますので、次回をお楽しみに!

                                                               Page Top

トップページ                              2021年度(令和3年度)開催済事業
Copyright (c) 2000- Matsuyama International Center. All rights reserved.