ボランティアのための語学講座

オソオセヨ松山 (外国語観光ガイド講座)
フィールドワーク(三津浜
)(2022年6月25日)
6月25日午後、MIC韓国語ガイド講座の受講生が、韓国出身の留学生ゲスト3名をお迎えし、三津浜でフィールドワークを行いました。
生憎の雨に、各発表予定場所での発表は諦め、まずは伊予鉄三津駅の駅舎内で事前学習の成果を、担当の受講生が順番に発表しました。
その後、発表順に徒歩で三津浜を廻り、それぞれ追加発表をしたり、歩きながらゲストとの会話を楽しんだり、予定時間を30分を過ぎても終わらず、希望者はそのまま三津浜歩きを続けるという、勉強だけでなく楽しい時間も共有するフィールドワークになりました。
今回の注目ポイントは、建物の壁やシャッターに描かれた壁画アートと、戦火を逃れた三津浜らしいレトロな建物巡り。カッチ カボルカヨ?
ゲストと受講生の自己紹介の後、担当受講生の事前学習の発表が始まりました。皆さんそれぞれ、配布資料を用意してのプレゼンテーションの始まりです。
まず最初はイタリアンレストランの外壁に書かれた絵です。このレストランは、オーナーが内装や外壁をDIYで、『自分好みにコツコツと』のお店ですが、この絵はオーナーのお友達が描かれたそうです。実はMICスタッフはここの常連で、オーナーからそう伺いました。
  

(左)住吉町商店街の中のお店のシャッター。MICスタッフの腕がイマイチで、肝心の絵がうまく撮れていません。(涙)
昔の三津浜の魚市場が描かれています。

(右)魚市場に続いて、今度は三津浜の渡しの絵です。船には花嫁さん花婿さんと、その親族らしい盛装の人たちが描かれています。船で対岸から三津浜へお嫁入でしょうか。写真では伝わりにくく残念です。

 
三津浜レトロ探訪では外せない、大正時代の木造洋館、旧濱田醫院。
今は雑貨屋さんや手作り工房が。
 

(左)山本船具店2階部分に描かれた、渡し船の船上からの風景。リアルな臨場感が写真ではうまくお伝えできず....

(右)港山側から三津浜側に向かう渡し舟。先の船上からの風景と同じ高知県出身の画家、上村菜々子さんの作品です。

古民家をリノベーションしたレストランの壁に描かれた三津浜の花火。お隣が取り壊し中で、ごみが山積でしたが、その美しさは十分伝わりました!
遠藤味噌醤油醸造場。
リノベーションしても昔のテイストが残っています。ステキです。
大正モダニズム!旧石川醫院
国の登録有形文化財である、旧石崎汽船本社。石造りの重厚な建物です。

三津の渡しの乗り場前で記念写真を!皆様お疲れさまでした!!

ひとつ残念だったのはお天気です。どんどん強まる雨脚に、時々雨宿りをしながら、それでも強すぎる雨風に、みんなびしょ濡れになってしまいました。
参加者の中には、暑すぎるより楽だとの、優しいお言葉をかけてくださった方も...
三津の渡しは、雨風のため海が荒れ残念ながら休航。MICスタッフは晴れ女のはずだったんですよ...よっぽど強力な雨女/雨男がいらっしゃったのでしょうか?
皆様お疲れさまでした!


まつやま国際交流センター(MIC)では、松山市内に在住の外国人市民の方や、
松山を訪れる外国人のサポート・ガイドしてくださる方、志す方を対象に
「外国語観光ガイド講座」を開講しています。
当ホームページやMICメールニュースなどで
開講講座のご案内をしておりますので、ぜひご受講ください。


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