ジュニア国際交流サロン「のぞいてみよう! 国際協力の世界」全3回シリーズ

 独立行政法人国際協力機構四国支部(JICA四国)の協力を得て、青年海外協力隊員として途上国での支援に携わった元隊員の方を講師に招き、「のぞいてみよう! 国際協力の世界」と題し、全3回シリーズで中学生チャレンジプロジェクト登録者を対象にしたジュニア国際交流サロンを開講しました。

第1回 (2010年10月3日)
講師

中田 隆之介 さん(モザンビーク・美術)
横内 悠    さん(ベリーズ・体育) ※国際協力機構四国支部愛媛デスク

はじめに、今回参加してくれた30名の中学生たち全員で、世界の国当てゲームをしました。みなさん、普段聞かない名前の国ばかりでしたが、どこにあるか分かりましたか?周りは先進国の情報ばかりで、開発途上国のことを知らないことに気づきました。 次に、「もしも世界が30人の村だったら」と題し、世界の状況を学びました。世界の富のほとんどは、アメリカ・ヨーロッパ・日本が独占していて、貧しい開発途上国が多い現実に、中学生たちは驚いていました。 あなたがもし文盲なら、どうしますか?タイ語で「薬」「水」「毒」の3つから「薬」を選ぶゲームをしました。言葉が分からなければ、「毒」を選ぶかもしれません。とても怖いことです。きちんと教育を受けること、読み書きが出来ることの大切さを再確認しました。 モザンビークで支援活動に携わった中田さんからは、モザンビークの学校や子どもたちのことを教えてもらいました。物が沢山ある日本と違い、学校に文具が無く、授業をすることすら難しいことを知り、日本は恵まれている国だということを改めて実感しました。


第2回 (2010年10月23日)
講師

安田 泰平 さん(ブータン・野菜栽培)
横内 悠   さん(ベリーズ・体育) ※国際協力機構四国支部愛媛デスク

はじめに、最近自分が幸せだと感じたことを書き出しました。中学生のみなさんは、一体どんなことを、「幸せ」と感じているのでしょうか。 次に、グループ別に、世界の人々の写っている写真を見て、「幸せ」に見える順に順番をつけました。中学生たちは、世界の人々の写真の中の、どのような点から「幸せ」を感じとったのでしょうか。 自分たちが選んだ幸せなそうな写真について、選んだ理由をみんなに発表しました。自分たちの考える「幸せ」の基準と、世界の人々の「幸せ」とは同じ価値観だったのでしょうか。 最後に「幸福指数世界一」といわれるブータン王国で、野菜栽培の指導を行った元青年海外協力隊員の安田さんから、ブータンの自然、人々の生活や「幸福」に対する考え方を教えてもらいました。参加した中学生には、心の豊かな生活を送るブータンの人々は、どのように映ったのでしょうか。


第3回 (2010年11月21日)
講師

宮本 佳子 さん(パキスタン・薬剤師) ※2010年1月のハイチ大地震に伴う国際救援隊にも参加
横内 悠   さん(ベリーズ・体育) ※国際協力機構四国支部愛媛デスク

はじめに、自分が生きていくために必要なものを5つ、それぞれメモに書きだしました。中学生の皆さんが、生きていくために必要だと考えているものは、一体どのようなものだったのでしょうか。 次に、グループ別に、今もしマグニチュード7の大地震が発生した場合、一体どのようになるか想像してみました。その場合、どのようなことをしなければならないか、どのようなことが出来るかを考えてみました。 次に、青年海外協力隊員として、パキスタンに薬剤師として派遣された宮本さんから、パキスタンの状況や、支援活動についてのお話を聞きました。パキスタンでは、普通の人は洗濯を川でするなど、私たちが普段使っている、水道の衛生的な水を使えないことに驚きました。 最後に、2010年1月に発生したハイチ大地震の国際救援隊の一員として、宮本さんが体験したハイチでの救援活動についてお話を聞きました。ハイチの惨状は、地震大国と言わる日本も他人事ではありません。今も復興が進まず、伝染病が蔓延しているハイチの人々に対し、我々一人ひとりが、何が出来るかを考えてみましょう。


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