「国際理解のためのコスモリアン入門」について

●国際理解教育の重要性
 近年、小中学校では国際理解教育の重要性が認められ、様々な取り組みがされています。
 海外情報の収集、市内在住外国籍市民の情報収集、そして留学生などの在住外国籍市民との交流が盛んに行われている状況がみられます。

 まつやま国際交流センターの「小・中学生のためのジュニア国際交流教 コスモリアン入門」はこうした教育からさらに進んだ「交流から共生へ」をテーマに、「多文化共生の心」を育てる国際理解教育を目標に創案されたものです。
 表題の「コスモリアン」とはは子供たちに慣れ親しんでもらうために作った造語ですが、その意味は「心に国境を持たない人」という意味です。
 「小・中学生のためのジュニア国際交流教 コスモリアン入門」を受講した小中学生は「多文化共生」の基礎的な意味を知り、それによってコスモリアンになる素養を身につけることができます。

● 交流から共生へ(共生の心を持った人づくり。めざせ!コスモリアン!)
全国的にも地域における国際交流において今日、最も重要な課題は社会の多文化、多民族への対応が挙げられます。
入管法などの改正により、日系南米人など在住する外国人の数は増加の傾向にあり、将来的には諸外国から日本へ定住する外国人の数は拡大化することが予想されています。
地域での多民族や多文化との共生は将来を担う子供たちにとっては重要な問題となって来ると考えられます。松山でも、いつの日か隣人が外国籍市民であることが当たり前になってくる時代が来る可能性は十分あります。
子供のころから多文化共生が行える素養を身につけることは、将来、彼らが遭遇するこの問題への自然な対応と次世代へと、それを繋げてゆくことになると私達は考えています。そして、多文化共生の理解や経験は学校だけでなく、地域社会や家庭からも育まれるものであると私達は考えます。
子供たちを、「国際交流」から「多文化共生」への時代の担い手として、国際交流の基礎を考え、多文化共生の基礎を学んでいただく。それが「コスモリアン入門」なのです。

● 脱交流から共生への意義
国際交流に代わる新しい概念。多文化共生の理念は通常、外国籍市民(外国人)と市民(日本人)との関係で取り上げられることが多いのですが、私達は多文化共生の真意を単に外国籍市民(外国人)と市民(日本人)だけの問題にとどまらず、男女、年齢、健常者障害者、各個の個性を持った人たちが互いの差異の大切さを認め合って社会の一員として活動することが、より良い世界を作ることにつながるということです。
もちろん、これは国際交流の基本概念でもあります。
外国人と隣人として付き合ってゆくには、男女、年齢、出生、育った環境、教育、文化、習慣、言語など互いの差異を多様な文化としてその存在を認め合い存続させることであるからです。

●私達のコスモリアン入門教室では、多文化共生を子供たちに次のように説いています。
「コスモリアンになるには・・・」

★ 相手の立場に立って考えること、
相手の好きなものや大切にしていることを自分が大切にしている事と同じように大切に考えましょう。
日本人と外国人の間のことだけではありません。
お父さん、お母さん、兄弟、お友達、先生、あなたとかかわりあいを持つすべての人たちとの間でもそう考えるようにしてください。
そうすれば、あなたもコスモリアンです。
世界中の人といつでもお付き合いが出来ますよ。


まつやま国際交流センター
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