平成27年度 第33回まつやま中学生海外派遣 ドイツ班 (7月17日~7月28日)

 平成27年度第33回まつやま中学生海外派遣・ドイツ班の派遣生は、7月17日に松山を出発し、ドイツ南西部にある松山市の姉妹都市のフライブルク市や、スイスの首都ベルン、ジュネーブなどを訪問しました。

学校訪問。フライブルク市内のゲーテ・ギムナジウムを訪問し、在校生に日本語のあいさつや歌で歓迎を受けました。松山の派遣生は、日本の歌でお返しをしました。

市内見学で、フライブルク旧市街を歩きました。それぞれの建物や通りにも歴史があること、街の人たちが、その歴史や景観を守るのに、それぞれ努力していることを知りました。


 

市庁舎の中庭で開催されたグリルパーティー。ホストファミリーも参加して、交流を深めました。

お互いが歌やダンスを披露しあったほか、一緒におりがみや習字にも挑戦しました。

BUND(ドイツ環境・自然保護連盟)が運営する環境学習施設「エコステーション」で、環境学習に参加しました。たくさんのことを学んだ最後には、「地球環境を守るために、今、自分にできること」を一人一人考えて発表しました。
ドイツ語学校‘ゲーテ・インスティテュート’で、ドイツ語の体験学習。自己紹介する・・・まではよかったのですが、「電話番号を聞かれて答える」のはちょっと大変でした。

総会議場

軍縮会議に使用される会議場。壁画は、スペインの画家ホセ・マリア・セルト  (1874-1945)の作品で、人類が支えあって平和を維持していくことの大切さが描かれているそうです。

国際赤十字、世界保健機関(WHO)、世界貿易機関(WTO)などの国際機関が集中するジュネーブの国際地区を訪問。国際連合ヨーロッパ本部を見学しました。

 

このヨーロッパ本部の役割は、人権及び人道支援・経済支援・軍縮で、会議で使われる言語は、英語・スペイン語・フランス語・ロシア語・中国語・アラビア語の6言語だそうです。

国連ヨーロッパ本部には、様々な国から寄贈された品々で飾られています。こちらは、1995年に砥部町から寄贈された砥部焼の作品、「生命(いのち)の碧(あお)い星」。国境のない世界を表しています。
◆スイス・ベー(Bex)◆
塩鉱山を見学。およそ300年前に、塩水の吹き出している泉が発見されたことから、この地で塩の生産が始まったとのことです。トロッコに乗って、狭い坂道を下り昔の坑道を見学しました。中の気温は年中17℃前後とのことで、涼しかったのですが、とても薄暗く、この中で作業をしていた昔の人たちは大変だっただろうと想像しました。

◆スイス・ロシニエール(Rossiniere)◆
ロシニエール村の小さな民家で切り絵細工を体験しました。

基本は、1枚の紙を裏から切り出していき、完成したら裏返しにする・・・というものでしたが、慣れない細かな作業にみんな真剣な表情で取り組みました。


平成27年度第33回まつやま中学生海外派遣の他の班の派遣の様子についてはこちらへ  アメリカ班  台湾班

来年度実施予定のまつやま中学生海外派遣への参加を志す現中学校1・2年生の皆さんへ
 来年度のまつやま中学生海外派遣に応募したい松山市内在住の中学1・2年生は、今年度の「中学生チャレンジプロジェクト」に登録し(9月30日まで)、ポイント対象事業に参加して、年度末までに中学生派遣の応募に必要なポイント数を獲得していないと、応募資格がありません。中学生チャレンジプロジェクトに登録して、来年の派遣生を目指して頑張ってポイントを集め、いろいろな経験を積んでください。

中学生チャレンジプロジェクトの登録方法や詳細については こちら へ
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